「校庭に東風吹いて」 アンケート集計結果
【年齢層 】
●10代・・・3名(1%)
●20代・・・0名(0%)
●30代・・・6名(3%)
●40代・・・19名(9%)
●50代・・・29名(13%)
●60代・・・83名(38%)
●70代・・・68名(31%)
●80才以上・・・9名(4%)
【居住地 】
●那須塩原市 89名 ●那須町 50名
●大田原市 30名 ●那珂川市 5名
●鹿沼市 1名 ●矢板市 10名
●さくら市 9名 ●塩谷町 2名
(県外)●浅川町 3名
●西郷村 10名 ●白河市 17名
●中島村 1名 ●郡山市 1名
●福島県 3名
【上映をどのように知ったか】
●フォーラム那須塩原のチラシやウェブサイトで
●市民ネットのHPやチラシで
●知人に聞いて
●新聞などで
●「よつば便り」で
●その他
★「校庭に東風吹いて」の舞台となる学級には場面緘黙症(かんもくしょう)の児童がいます。
場面緘黙症は、過程などでは話すことができるのに学校などの特定の場面や環境で話せなくなる疾患です。アンケートに応えて下さった方の68%がこの病気のことを知らなかったとことが分りました。
★今年の4月から小学校で「道徳」が教科として教えられるようになりましたが、知っていた方69%いました。道徳を教科として教えることに賛成が41%、反対が43%と分れ、わからない方が13%いました。
【 各世代の主なご感想やご意見 】
●わたしのしょうらいの夢が先生なのです。すごく感動したし、勉強になりました。(10代)
●緘黙症は知名度が低いので、こんな子もいる・・・というのを知って貰うのにいい作品。こんな先生に出会いたい。
●自分の子どもが同じように話せずに6年生になり、今後どうしたら良いのかと思います。本人に任せるしかないと思っていますが、なんとか話せるようになるとうれしいです。
●”がんばって”と言わないところに共感しました。
●子どもや保護者、教師の助け合いが必要だと思います。柔道教室で子どもと接する機会があり、あまり「頑張って」と言わないようにしています。「一緒に頑張ろうね」と声かけをしています。(30代)
●人と人、先生と生徒、そして社会のつながりの大切さを映画を通して教えていただきました。教育現場、子どもたち、そして若い世代に是非たくさん見て欲しいと思いました。
●子ども、親、学校の協力は必要だと思う。でも、一番難しいことかもしれない。残念。
●・・・子どもの抱える問題、現代の親の姿がしっかり描かれていました。先生の「言葉は伝えることが大切」というシーンが胸に残りました。
●一人一人の個性や存在が大切にされるクラス(社会)を作っていくことが大事と感じました。
●小学生を育てています。大人しい子なのでイライラすることも多くありますが、愛情をもってゆっくり育てていこうと思います。(40代)
●娘が二人おります。二人とも、学校好きな子どもでしたが、今思うと仮定の力というよりは担任の先生に恵まれていたのだと思います。教員採用試験も今後画一的なものではなく、学区力よりもいかに子どもによりそえるか?優しい心の持ち主なのか?そういう所を見て欲しいと思います。
●学校にあのような先生がいれば良いのですが、実際の学校は余計なことにかかわらない環境だと思います。
●子どもはみな同じ。差別をしてはいけない。
●様々な問題を抱える子どもたち、親たちに真摯に向きあう教師の姿にとても感動しました。(50代)
●学校教育は管理者押し付けることのないように、子どもが主人公であることを基本に教えることです。
●型にはまり過ぎて画一的。映画としてレベルが低い。特に主演がひどすぎる。
●美しくまとめているところは映画だなあ。根っこは一人一人の大人の心、在り方だとつくづく思いました。
●小さい頃からの心の持ち方や大人たちの接し方の大切さを感じました。道徳を重んじて欲しい。感動しました。
●体制に負けない先生を応援する先生がもっといていい。
●良い映画だった。だが、一人の頑張り屋の先生、それを支える子供たちがいるのに先生を支える教師がいないのは何故なんだろう。職員室ってあんなに会話のない場所なんだろうか。
●すばらしいストーリーで感動しました。場面緘黙は知りませんでしたが、周りの愛情が大切だと思います。(60代)
●現在の学校では難しい対応かな?と思いました。
●学校教育で小学校の役割が経営優先でなく子どもの心や過程に沿うことの大切さをよく表現されていた。校長や教頭はああいう人が多いと思う。
●子どもが健康で自由に 教育が受けられる社会にしてほしい。
●とてもよかったです。大勢の方にみていただきたいですね。汚れた政治家に見せたいです。
●小学生に見せられたらいいと思う。ふつうにいろいろするのは大変なこともあるのだなぁと思った。感情でも生活でももっと地を出せる社会にしたい。
●なかなか良い映画でした!多くの教育関係者、人たちに見て貰いたい映画でした。アメリカなどでは皆それぞれの個性を活かす教育をしているようです。特に小学校には「ホメ」て育てることを一番に、子どもの成長を促しています。ぜひ皆さんに奨めます。
●とても感動しました。私は東京の小学校の教師でしたが、若い頃、場面緘黙女の子を担任して、一年間工夫したり考えたり、いろいろやりましたが、あれほど徹底的にやさしく信じ愛することができなかったという、強い反省も感じました。すばらしい学校、先生がふえるように、多くの人に見てほしいと思います。
●場面緘黙症については知らなかったのですが、知ることができました。実話ということでその後のことが知りたくなりました。子供の心に寄りそい、暮らしにまで踏み込んで行動する教師がおられることに感動しました。校長や教頭が余りにも典型的すぎますが・・。それが現実なのでしょう。良質な映画でした。
●みんなちがってみんないい。金子みすずの詩を思い出しました。じゅんぺい君カッコいい!三木先生のような人がつぶされないような現場であってほしい、と強く思った。良い上映をありがとう。(70代)
●法治主義の形を次々に破壊している安倍自公政権に、子どもに道徳を教える資格はゼロだ。
●こんな屈折した少年少女時代をおくった子どもが成人してのち、自分の過去をどのような気持ちでふりかえるのだろうか。人生はうつくしい。
●今の学校はこんなに個人を尊重して教育できない忙しさではないのか。個々が大切にされ尊ばれる世の中でありたいと思う。
●子どもへの共感の重さを教えられました。
●期待にたがわずすばらしい映画でした。久しぶりに感動しました。(80代以上)