≪上映会場≫ フォーラム那須塩原 

 那須塩原市豊浦字豊浦12-1 ビバモール那須塩原 内

http://forum-movie.net/nasushiobara   Tel: 0287-60-7227 

6月3日(土)~9日(金)① 10:00 ② 18:50

『祝福いのり)の海』(2015年/日本/102分)

前売り券 一般(学生含む) \1,100  高校生以下 \800  未就学児童無料

当日券  一般(学生含む) \1,500  高校生以下 \800  未就学児童無料

初日(6/3) 10時の回終了後監督、出演者によるトークイベントがあります。

…STORY…

 

大学時代、貧困問題に関心があった“僕”。

地球の上でみんなが平和に暮らすにはどうすればいいのか・・・・

世界を旅する中で、自分の暮らしが世界の問題と繫がっていると感じた僕は、足元の暮らしから見直そうと、塩づくりをしながら自給的な暮らしを営む一家を訪ねることにした。そこには、海や大地に根ざし、あらゆるものを自分たちの手でつくり出す、生き生きとした暮らしがあった。

同時期に出会った、山口県の瀬戸内海に浮かぶ小さな島「祝島」。

豊穣の海の恵みに支えられ、互いに助け合う地域の共同体が残る。

その島の対岸には、30年近く前から原発建設計画が進められていた。

「海をお金では売れない。」と島の人たちはいう。

島に通うようになった僕は、彼らが守ろうとしている、どこかなつかしい暮らしに触れていく─

2011311日大きな試練に見舞われた日本。

祝島から福島へ。平和を求める旅の中で、様々な出会いを経て見えてきた、いのちを生かし合う、未来につづく暮らしや世界 ─

 

色とりどりのいのちが暮らすこの地球(ほし)で

いのちが喜ぶ暮らしとは?世界とは?

平和を求める旅の中で、出会った人たちの

暮らしや言葉が紡がれて

ドキュメンタリー映画となった

 

これはいのちの物語。

 

今、母なる地球とすべてのいのちとの

繋がりを取り戻すために-

3.11以降の生き方のヒントがここにある

 https://inorinoumi.jimdo.com/

チケット取り扱い

 《那須町》 

農園「豊穣庵」 ・・・・・・・・・ 0287-72-5735

金子書店      ・・・・・・・・・ 0287-72-0128

コミュニティサロン 伊王野陣屋 ・・ 080-5498-8229

遊行茶屋    ・・・・・・・・・ 0287-74-1061

手作り味噌・とちぎの地酒 蔵楽 ・・ 0287-74-5068

  《那須塩原市》

   黒磯 

    映画館フォーラム那須塩原 ・・・・・0287-60-7227 

    ギャラリーバーン ・・・・・・・・・0287-64-2288

    穀菜茶房 こと葉 ・・・・・・・・・0287-64-0559

    カフェセントロ ・・・・・・・・・・0287-62-0050

   西那須野

    クラフトギャラリーNOGI ・・・・・・0287-36-7277

    《大田原市》

    カフェ&ごはんプチヴィラージュ ・・・0287-55-0578

  《福島県》

    スロウライフのお店  ゆう工房 ・・・0248-27-7741

    穀物菜食レストラン 銀河のほとり ・・0248-73-0331

監督 東条 雅之(とうじょう まさゆき)

1984年大阪生まれ。北海道大学農学部卒業。2007年から7ヶ月半にわたり、アジア・アフリカの10数カ国を旅し、世界は「でっかい宝島」であると実感。2009年、自然と共に生きる人たちを巡る中で、山口県の「祝島」に出会う。

島の暮らしに感銘を受けると同時に、対岸の原発計画について知り、発信を始める。2011年以降は福島にも通い、2015年、ドキュメンタリー映画「祝福(いのり)の海」を完成させた。いのちを生かし合える世界を願い、映画を上映する傍ら自然と調和する暮らしを模索しながら実践中。

ブログ「スナメリチャンネル」 http://sunamerichannel.jimdo.com/

事務局:榎 尚子(シアタークロ)

 

 今の暮らし方だと地球が何個あっても足りないと、ずっと前から警鐘が鳴らされていたのに「消費」はどんどん膨れ続け、東日本大震災が起き、私たちが暮らす栃木県北部地域は東京電力福島第一原子力発電所の事故により放射能で汚染されました。

目に見えない放射能の恐怖と不安の中、とにかく被曝から身を護るため必死でした。

ある日、桜の花びらが落ちてきました。

ふと見上げると桜が満開で私の視界の中にピンク色が一気に広がりました。

不安の真っただ中にいた私は桜が咲いていることに気が付かなかったのです。

「なんて綺麗なのだろう・・・」

植物たちは人間がまき散らした放射能にさらされ続けているにもかかわらず、4月には花を咲かせる。ちゃんと自分の営みを続け多くの人間を励ましてくれている姿に涙が止まりませんでした。

私たちはすべての生き物と地球で暮らす仲間です。

誰かの犠牲で成り立つ「豊かさ」は本当に豊かさなのでしょうか。

何万人という尊い命と引きかえに「もうこれ以上搾取する生き方はやめよう」「いのちが喜ぶ真の豊かな暮らしがしたい」と誰しもが同じ想いだったと思います。

映画「祝福の海」は、この想いを湧きあがらせてくれる作品です。

登場人物のみなさんの生き方が「人間の営みは本来美しく地球と調和して生きていくことが出来る」と力強く、そして笑顔を共に教えてくれます。

あの震災から6年が経ちました。

 6月に上映が始まります。劇場でみなさまのお越しをお待ちしております。