国会前に着いたのは１時過ぎ、トランプ訪日前ということもあってか、検問と道路封鎖をやっていて、時間がかかると面倒、手近なところに止めて歩こうということで、南側の公園そばで下車し、「座って（休憩しながら）」参加できるところをと、歩道を国会正門前に向かって歩いて行きましたが、都合の良い場所は既に確保されていて、さて、どうするか思案すること暫し、たまたまメインステージ傍の植え込み境界石に腰掛けている方の前が空いていたので、前を失礼、という形で「ストップ！９条改憲」のプラバンを並べました。目立つ場所だったからか、「これはどうやって作るのですか？」などという質問もあったり、メインステージを目指してくる人の中に旧知の方がいたり、で結果的には良かったようです。

スピーチが始まる頃にはすでにぎっしりで、係りの方も「歩道は一杯ですから公園の中に入って下さい」を連呼する状態、枝野さん・志位さん・福島さん・民進党副代表（名前不明）の顔を遠くに見ながらの拝聴でした。スピーチの後、エイサーが演じられ、演奏を聴きながら、習ったばかりのカチャーシーの手振りも見られました。３時から第二部、大学の先生や鎌田慧のスピーチがありましたが、エイサーをフィナーレと思って帰る人も多かったようで、歩道も「歩けるように」なりました。

「３０００万署名、数も大事だが、対話することがもっと大事」「私の体験から、戦争だけは避けなければならない」など、声高ではなく、諄々と説く姿に感銘を受けました。

ネット署名はこちらから

主催者発表で４万人の参加。この程度の人数では権力は微動だにしないでしょうが、一人一人が積み上がって数十万人になれば、と思います。積み上がらなければゼロですから。帰りのバスでは「また来たい。来る。」という方が多く、少人数でも「参加すること」で我々の意思表明となったと思います。

  reported by K.I.