映像を見て語る会 からのお知らせ

 9月の「映像を見て語る会」は・・・

  

「コニ・コマステージ~

 

小西綾・駒尺喜美 女性同士の家族・友情を語る

 

9月23日(月) 午後1時30分

@ 那須まちづくり広場 二階映像室

 

 小西綾 (1904年9月7日~2003年11月3日)

全ての女たちへ「自分の頭で考える」「マイナスもプラスに転化できる」というエールを送り続けた。女性は差別されて当然、選挙権も人権もなく、もちろんセクハラという言葉もなかった困難な時代の中で、自立と自由を素手でつかみとり、戦前には同僚の女性を守る闘いをした。

戦後は組織に頼らない語り部として、さらに70歳を超えてウーマンリブ世代と交流を持ち、新しい活動を始めた。自分の目で見て考えて、世間の常識をでんぐり返し「どうしたら女性がより人間らしく、幸せに生きられるか」を話し続け、若い世代に橋を架けようとした。(ウィキペディアより)

 

彼女の最後のメッセージ:

『みなさん こんないい時代はありません お手本のない時代です 自分の頭で考えて生きてください』

 

駒尺喜美:「いかに生くべきか」の問題を、みずからを大所高所において論じるのではなく、自分の生きる場にひき据え、周囲の人々との関わりのなかに見つめ、つかみとろうとした。遊びにおいても、学問においても、暮らしにおいても、常に自分の感覚を信じ、自分の頭で考え、自分の理想を追求し、自分の愛を貫くことに全力投球する人であった。大阪船場に生れ、少女時代は秋月恵美子に夢中になり、大谷高等女学校卒業後、京都人文学園、法政大学に学ぶ。「芥川龍之介論」「漱石論」「五木寛之論」『魔女の論理』などを著し、血縁にたよらない「友だち村」をつくる。(田中美喜子著「漱石を愛したフェミニスト 駒尺喜美」解説より)

映画「何を恐れる フェミニズムを生きた女たち」の製作にも関わった。

 

何を恐れるフェミニズムを生きた女たち 2014年製作 

1970年代のウーマンリブ運動(女性解放運動)から40数年にわたる日本のフェミニズムの歴史と、現在も続いているさまざまな女性たちの活動を追ったドキュメンタリー。男社会から疎まれ、同性からの偏見や誤解の目にさらされても自らを進んで「フェミニスト」と称し、戦い続けてきた女性たちの力強い生きざまや活動の軌跡を記録。日本を代表する14人のフェミニストたちが、それぞれの人生を語る。